2008-09-29 Mon 02:42
題名からして、子ども向け映画だと思っていたけど、
これは完全に大人向けの映画です。 現に私の隣で見ていた幼稚園か小学校低学年の男の子は、 物語について行けず、途中から飽きて椅子の上に立ったり 椅子の下を這ったりして遊んでました。(苦笑) まぁせめて、中学生以上かな。 ということで、昨日見そびれた 「パコと魔法の絵本」を観てきました。 冒頭の数十分。 クソジジイのクソジジイ振りとか、 「ゲロゲーロ、ゲロゲーロ」と絵本を読むシーンとか、 長い上に盛り上がりもなく、 ちょっと失敗したかなぁ・・・と思ってたんだけどね。 やっぱり"Movie Walker"の評価で5が多かった理由は、 最後まで観てみないとわからないですね。 最後はもう号泣で、 小さいスクリーンが1列目まで満員だった劇場中で、 すすり泣く声が聞こえてました。 ちなみに、出演者の皆さんは、かなり特殊なメイクです。 大して意識もしてなかったので、 主役が役所広司だったとか、妻夫木くんが出てたとか、 最後のエンドロールを見て、「そうだったんだ!」と初めて気づくぐらいで。 貫谷地しほりに至っては、どこに出てたか未だ不明。(笑) 阿部サダヲも良い味出してました。 あの人がいるからまとまってるというか、最後のオチも良かったし。 という感じで、 予告編等で流れているテーマが結構わかりやすいだけに、 一見軽い作品かと思いがちですが、全くそんなことないです。 いろいろ、そんなに深く見せないけど、 それぞれの登場人物たちの想いは、結構深かったりするんですよね。 それから、CGとの組み合わせがおもしろくて。 映像がきれいでした。 そういうのを観るのもおもしろいかもしれません。 ということで、結構オススメです。 正統派って感じではないですが、 たまにはこういうのも良いですよ。 |
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