2008-10-21 Tue 23:56
4~7月の3プロジェクト同時進行第1弾は無事に終わり、
7~10月で、3プロジェクト同時進行第2弾を遂行中! で、3つのうちの1つは先月末、無事に本番を迎えましたが、 今日は残り2つの本番日でした。 っていうか、3つ同時もあり得ないことですが、 そのうちの2つの本番日が同じとか、絶対ないっすわ…。 まぁ、それぞれ別のお客さんだから、 本番がかぶってるから別の日に変更して欲しいなんて、 言えないんだけどね。 とは言っても、 通常はシステムが世の中に出て行く本番日前が 一番忙しかったりするのが業界の常識ですが、 幸い、私の担当しているのはいつも直前は超暇で。 今日も1つめの本番を午前中に無事に終え、 2つめの本番が始まる夕方までは、特にすることもなく…。 まさか2つ同日本番という日に、 たまったWeb教育をして時間を潰してるなんて…という有難い状態。 で、夕方~夜にかけて、2つめももちろん無事にリリース完了♪ となるはずが、リリース終了直前に、既バグを見つけてしまい…。 (既バグ:前からあった問題) 今まで2年間たまたま誰も気づいてなかったけど、問題は問題ということで、 緊急修正、緊急テスト、緊急リリース!! ということで、 同じIT業界のメンバーの中でも、 ちょっと自慢できるぐらいタイピングの速さには自信ありますが、 その自分の中の最速にてコマンドをたたき、たたき、たたき、 どうにか終了しました。 ものすごい集中に、アドレナリン出まくり…。(笑) 「終了しました!」 やっとの思いで、お客さんのところにいる上司に電話をしたら、 向こうからは笑い声が。 こっちは死ぬほど必死でやってるのに、現場は楽しそうだな~と。 そんなもんなんでしょうね、と、ちょっとイラっとしつつ、 本日2つめの本番も、どうにか終了。 これで、今日からスタートした名古屋のお客さんと、 2年前に頑張った大阪のシステムのバージョンアップ版が 無事に動き出しました。 本当なら、11月2日が結婚式の予定だったので、 結婚式10日前に本番2つ!!なんてことになってましたが、 それもなくなったし、 これからしばらくは、のんびりとした毎日を過ごせそうです。 4月から、半年の間に計6プロジェクトの本番を終えたことになるんですね。 普通は半年かけて1プロジェクトあるかないかなのに。 我ながら、よくやったなと。 怒涛の勢いだった分、ものすごいやりきった感です。 楽しかったプロジェクトもこれで終わりと考えると、 なんかちょっと寂しいですね…。 |
2008-10-21 Tue 00:10
「ウェブ時代をゆく」を読んで。
ちょっと滞ってましたが、 最後に、"ウェブ"に限ったことじゃないと思う部分で、 気に入った部分を紹介する。 (語弊があるといけないので、そのまま転記します。) P.114 ~第三章 「高速道路」と「けものみち」~ ---------------------------------------- 正しいときに正しい場所にいる 英語で「in the right place at the right time」という言葉がある。 「正しいときに正しい場所にいる」。このなんとも不可思議な言葉の重要性を、 私はシリコンバレーで学んだ。人生のすべてがこの言葉にあるとまで思う。 生まれつきの大天才は別として、 ほとんどの人は偶然や運やめぐり合いによって、人生が大きく展開していく。 私たちは、無意識のうちにさまざまな選択をしながら 日々行動しているわけだが、 その選択・行動パターンによって、運や偶然をつかむ人とそうでない人がいる。 その人が磨いてきた能力に加えて 「正しいときに正しい場所にいる」ことが重要で、 それは突き詰めて言えば、誰かの心に印象を残し、 大切なときにその誰かから誘われる力なのである。 ---------------------------------------- たぶん、この本の全体的な内容は、 ちょっとメールをしたり、 ちょっとネットで調べるだけの人にとっては、少し難しいのかなと思う。 オープンソースとか Ruby とか、 それが何かわかっていた方が理解しやすい。 でも、上記の「正しいときに正しい場所にいる」は、 著者梅田氏のいう「けものみち」の意味がたとえ分からなくても、 生きていくうえで、はっとする気づきがあるんじゃないかなと思い紹介する。 それからもう1つ。 これはね、勉強になるよ。 P.138-139 ~第四章 ロールモデル思考法~ ---------------------------------------- アメリカでは小学校から、 誰かが書いた作文にクラスメートがコメントをつけ、 先生がコメントの仕方をたとえば 「単なる批判はよくないから、建設的な言い方に直せ」などと指導する。 相手のよいところを見つけ、見つけたら褒め、 批判するにしても建設的に行うことを、 小さい頃から子供たちは体系的に叩き込まれる。 これは人生を、特に「けものみち」を生きていくうえでとても大切なことだが、 そういう能力を磨くトレーニングを日本ではあまりしないのだろうか。 「ある対象の悪いところを探す能力」 を持った大人が日本社会では幅を利かせすぎていて、 知らず知らずのうちにその影響を受けた若い人たちの思考回路が ネガティブになっているのだろうか。 問題は、そういう思考を続けていると、 自然に批判対象を自分に向け 「自分の悪いところ」ばかりを探す能力が長けていき、 ひいては自己評価が低くなり、 何事につけ新しいことに踏み出す第一歩の勇気が出てこなくなることである。 ロールモデル思考法で、そんな悪循環を断ち切ってほしい。 「人を褒める」ために、歯の浮くような紋切り型のお世辞を言う必要はない。 「なぜかわからないけれど、あなたの(この本の、この情報の)ここの部分は、 自分ととても波長が合ったと思う」 ということを表明するだけでいいのである。 前向きに真摯に相手と向き合っていることさえ伝われば、 それが褒めたことになる。 その意味ではロールモデル思考法を実践し、 そのプロセスをブログで記録することは、 自然に「褒める思考法」を身につけることになる。 自分の嗜好性を探索することは、膨大な雑音を払いのけて、 自分と波長の合う信号を探すことだ。 けなす対象は自分にとっての雑音にすぎない。 それに関わり批判したり粗探ししている時間はもったいない。 ---------------------------------------- 大いに愚痴る日は年に数回あるのは置いておいて… ブログを書くときに、対象を批判しないように気をつけているけど、 「褒める思考法」って大事だなと。 この本に手を出すにはちょっと…という人にも、 この2つは伝えたいなと思ってね。 とりあえず、5回にもわたった感想文?を終わりにします。 |
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