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2008-07-05 Sat 00:55
登場するのは、それぞれが特殊な能力を持った4人組。
で、いつものように完璧にスマートに銀行強盗をするのですが、 逃走中に別の銀行強盗に盗んだお金を全額奪われてしまう…。 ![]() まずは1冊目。 伊坂幸太郎「陽気なギャングが地球を回す」。 4人の会話のテンポが良いですね。 だだっと流れる4人の会話は決して軽い内容ではなく、 つい聞き入ってしまう。 それから、この人の考え方なのかなぁ? 表現している内容がおもしろい。 どの場面で、という説明はなしで、いくつか抜粋させていただきます。 ■P.49 人間というのはそれぞれが主人を持っている。 主人とは、つまり人が行動する時の拠りどころで、 それは、実際に自分の上に立つ上司かもしれないし、 自分だけの、「美学」かもしれないし。 「一般常識」かもしれないし、「損得勘定」かもしれない。 とにかく、人は行動する時にはその主人、ルールに従う。 ■P.77 物事を断言するのにはそれなりの覚悟と決断力が必要で、 しかもその二つとも日本人の大半がなくしてしまったものだった。 ■P.111 「これは僕たちの起こした事件なのに」〜略〜 「でも神様というのはいつもこんな気持ちかもしれないね。 人間の犯罪の報道記事を上から眺めてさ、 『元をただせば、あれは全部私の責任なんだけどなあ』 とか戸惑っているのかも」 ■P.288 「きっとあなたなら地球が太陽の周りを回っていることだって 分かっているでしょうね。 そういうのは分かってるんじゃなくて、知っているだけなんだって。 いい、人生の長さは時間で決まっていて、それはこうしている間にも減っている。 分かる?砂時計の砂がさらさら落ちるみたいに、どんどん減っているわけ」 なんか、小説を読みながらも、 もっと別のことも考えるきっかけになるかな。 で、内容はというと、 一言で言うなら"爽快"です。 まさに「陽気なギャングが地球を回す」な感じ。(笑) 実はそのまま映画も観てみました。 出演は大沢たかお、鈴木京香、松田翔太、そして佐藤浩市。 2006年の映画だけど、私は全然知らなかったなぁ。 文字を好まない人は、映画もなかなかおすすめです。 一言で言うなら、同じく"爽快"です。 小説をまた違う方法でうまく映像にしていると思います。 文字を好むのであれば、もちろん小説をおすすめします。 そういえば、こないだの「死神の精度」も、 金城武、小西真奈美で今年映画化されたし、 次に読もうと思ってるのも瑛太や大塚寧々が出て 映画化されてるみたいだし…。 "ロマンはどこだ?" 伊坂幸太郎、なかなかやりますな。 |
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