パリでのテロ後に行われたフランス州議会選挙の結果、
極右政党が大躍進したというニュースがありました。

テロは無差別に行われ、関係ない人たちの人生をめちゃくちゃにする
本当に憎むべき行為ですが、
やはり、こういうことがあると、思想が一気に右に寄るんだなと。

日本でも、これから起こる可能性がゼロとは言えないテロが、
もしももしも起きてしまったら…きっと日本も同じようになるんだろうなぁと。

ふと、福井さんの作品の中の
「平和主義って口にしながら、
　一朝有事となると主権だ国家だって騒ぎ出す。
　一晩で三割が七割になる国、
　昨日までの自分を簡単に捨てられる国民たち。
　ローズダストのファイナル・ターゲットは、
　そういったものをのさばらせているこの国の状況そのものだ」
という文を思い出しました。

そして、そういう戦いがある限り、
戦争特需じゃないですが、儲かっていく世界もあるというのも、
なんか嫌な話ですね。

戦争もテロも嫌です。
憎しみの連鎖が続かないことを願います。